1954-11-25 第19回国会 衆議院 厚生委員会 第74号
○杉山委員 白色黄変米が九〇%に再掲精することによつて毒性がゼロになるという楠本局長のお話が今柳田委員の質問によつて明らかになりましたので、私はそれらについて重ねてお尋ねしようといたしませんが、このゼロになつたということについて厚生省の方のいろいろ菌学的、組織学的研究はそうなつたと思いますが、先ほどお話のうちにもございましたように、東大の浦口博士がそんなことはない、絶対にない、こういうことを新聞にちようど
○杉山委員 白色黄変米が九〇%に再掲精することによつて毒性がゼロになるという楠本局長のお話が今柳田委員の質問によつて明らかになりましたので、私はそれらについて重ねてお尋ねしようといたしませんが、このゼロになつたということについて厚生省の方のいろいろ菌学的、組織学的研究はそうなつたと思いますが、先ほどお話のうちにもございましたように、東大の浦口博士がそんなことはない、絶対にない、こういうことを新聞にちようど
そうすると今の御答弁を整理しまして、表面黄色になつていないところの白色黄変米と称せられるものについての御答弁と解してよろしいのであつて、黄色黄変米についてはその限りでない、かように理解してよろしいでしようか。
そういうふうに考えておりますが、今の御答弁では、問題は主として白色黄変米だけだ、培養してみなければわからないものばかりだというお話でありますが、現在滞貨が十万トンありますが、最初から言われたところの黄色黄変米といわゆる白色黄変米というものをわけると、その十万トンはどのくらいになりますか。
○岡三郎君 時間がないから、その点はそれでいいのですが、そういうことになりますと、我々が実際に現場に行つて調べて、専門的に検討しておる人から聞いて来ると、これは白色黄変米にしても黄変米の病菌も、毒素は大体同じだ、こういう一つの論をちやんと聞いておるわけです。
○木村守江君 ちよつと簡単にお伺いいたしますが、この頂いた表なんですが、二十六年の黄変米は九千三百九十トンですか、二十七年の一万三千四百七トンですね、これは二十八年から初めて白色黄変米が発見されたといいますと、いわゆる二十六年、二十七年のやつは黄色に変化したやつがこれだけですねそうですね。
それは勿論白色黄変米というものの発見によつて多くなつたということになるのでしようがね。それはやはり検査方法が正確を期するに従つてその成績が実際上つて来るのじやないか。やはり相当今まで知らないうちに黄変米を食つていたのじやないかというようなことを思うのですが、どうですか。
○木村守江君 そうすると二十八年の八月十九日、例の二十六年二十七年のやつは黄色黄変米は配給していないが、白色黄変米は配給したということになりますね。
ただ白色黄変米といいますか、色が白くて黄変菌があるというものにつきましては、できるだけ早く技術的にそれがかつちりと積込みのときにわかるような方法を専門の方々の方で研究していただきまして、私どももそれを応用して一刻も早くかつちりとした積込みをいたしたいというふうに思つております。